ふわもこメモ

健康に関するライフハックをご紹介

加齢による記憶力低下を防ぐ方法

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脳の細胞は一度死んだら再生しない というのが常識とされてきました。
しかし最新の研究では脳内で細胞が新たに生まれ、機能が改善する可能性が指摘されています。
「物忘れをなくしたい」「記憶力低下を防ぎたい」という日々の努力は決して無駄になりません。

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人間の細胞には寿命があり、脳の神経細胞も加齢とともに壊れていきます。
脳の細胞数は20歳ごろピークに達し、それから1日10万個の脳細胞が死滅していきます。
そして脳細胞は、体内の他の細胞と違って二度と再生せず、ふえない・・・
近年、この定説が覆され始めています。

成人の脳であっても、海馬を始めとするいくつかの部位では、神経細胞が新たに生まれ続けています。
その後、多くの国内外の研究によって、海馬の神経細胞はへりやすい一方、年を重ねても増やせる。
ということが明らかになってきています。

やましい山下さん

脳の神経細胞は成人になっても新たに生まれ続けている
これは日々の対策によって物忘れが防止できることを示しています。
人間が得た情報はまず脳の中心部に位置する海馬とよばれる部位に一時的に保存されます。
この情報が短期記憶に該当します。
短期記憶は海馬で必要か否かに分けられ、不要と判断されれば消去されます。
また、短期記憶のうち8割は1ヶ月もすれば忘れてしまいます。
一方、海馬から必要と判断され、倉庫の役割を持つ大脳皮質に貯蔵されるのが長期記憶です。
長期記憶は短期記憶に比べ忘れにくい代わりに、必要に応じて海馬が大脳皮質を検索して
情報を取り出さねばならないため、思い出すのに時間がかかることがあります。
また、海馬の機能が低下すると貯蔵場所がわからなくなり、記憶がハッキリと思い出せなくなってしまいます。
これが 老化による物忘れ になります。
誰にでも起こりうるそうした物忘れにはすぐ実践できる対処法があります。

加齢などにより海馬の機能が低下すると長期記憶が検索できなくなります。
長期記憶のなかでも固有名詞は最も思い出しにくい情報のひとつです。
固有名詞を思い出しやすくするためには覚え方を工夫すればよいのです。
名前だけを覚えようとせず、関連した情報を同時に覚え チャンク(塊) にすると効果的です。
覚える情報を増やすことで、一つの情報を忘れても他の関連情報から芋づる式に思い出せます。
たとえば「山下さん」の顔と名前を覚える際「やましい顔した山下さん」と名前に関連したダジャレと
一緒に脳に焼き付ける。すると思い出す際に顔を思い浮かべれば"やましい顔だから山下さんだ"と
思い出せるようになります。
歴史の授業で 鳴くよウグイス平安京 と覚えた語呂合わせもチャンクを利用した記憶法の代表例です。

昔話を何度も同じ人にしてしまう

こちらは「過去の行動」を思い出せないケースになります。
これは長期記憶のうち自分の体験や行動にまつわるエピソード記憶が思い出せない状況です。
この物忘れをしないためには、何かを話す時に相手の表情やリアクションに注意することです。
相手がうんざりした表情になったりイラついたりすれば、脳の前頭葉が
"あ、同じ話をしたことがあるんだ" と類推して気づくことができ、再発を防げます。
ただ、固有名詞などと比べてエピソード記憶を忘れるケースは決して多くない。
そのため、この場合は "危ない物忘れ" すなわち認知症である可能性もあるので
医師に相談してください。

体とともに海馬を鍛える

日常生活に心がけを加えることで物忘れを防ぐこともできます。
重要なのは海馬を鍛える意識です。
意識して脳を使えば使うほど海馬は活性化させることが可能です。
日常生活で思い出す回数を増やせば記憶力の改善が期待できます。
単に思い出すだけでなくプラスαを加える効果が増します。
海馬には役割が2つあり、前部分が「新しく学ぶ機能」を、後部分が「思い出す機能」を担います。
この両方をバランスよく鍛えると海馬がより効果的に活性化されます。
例えば夫婦間の会話で隣に若い夫婦が引越てきたという今の話がでたら
「そういえば昔のお隣さんは~」など昔の話をセットにすれば、海馬の前後を刺激して活性化できます。
テレビを見るときや新聞を読む時も同様です。
たとえば小池百合子知事のニュースがでたら、彼女がどのような経緯で知事になったのかを思い出しつつ
現在の都政についての意見をまとめる。
そうした"今と昔の話"を妻など他者に話して、キャッチボール的に感想を言い合えば、脳が最大限に活性化されます。

80歳を過ぎても記憶が衰えない「スーパーエイジャー」の習慣

80歳を過ぎても50~65歳の人と同程度の記憶力を持つ人たちがいます。
脳科学の文やで スーパーエイジャー と呼ばれる彼らの大脳皮質は平均に比べて著しく厚いことが分かっており
それが記憶力の維持に結びついているとされてきました。
しかし、なぜ彼らの大脳皮質が厚いのかは解明されていなかった。
一般の高齢者に比べてスーパーエイジャーは加齢に伴う脳の萎縮率が半分以下だったことが判明しました。
これを受け「脳の萎縮を食い止めるスーパーエイジャーの生活習慣」に注目が集まっています。

1日5片のチョコレートは記憶力だけでなく認知症にも有効

愛知学院大学などの研究チームが45~69歳の男女347人に4週間、カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを
毎日25グラム摂取させたところ、脳の栄養素とされる「BDNF」(脳由来神経栄養因子)の血中濃度が増加しました。
BDNFは脳を含む神経細胞を再生させるための栄養となるタンパク質です。
チョコの摂取により記憶力の改善が期待できます。
またポリフェノールは物忘れだけでなく、認知症の治療でも注目されています。
国立循環器病研究センターによれば、ポリフェノールの一種「タキシフォリン」には、アルツハイマー病の
原因物質「アミロイドβ」の脳内蓄積を抑制する効果があるという。

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